第4章 がん 正誤問題2

 以下の文章の正誤を判定してください。

問題1 

良性腫瘍はすべて良好な臨床経過を辿る。


良性腫瘍でも発生部位によっては重篤な臨床経過を来すことがある。

問題2 

悪性度の高いがんは、高分化型の細胞から構成されており、成長速度が早い。


悪性度の高いがんは、低分化型の細胞から構成されており、成長速度が早い。

問題3

肉腫の多くはリンパ節を介して広がり、血行性の転移は稀である。


肉腫の多くは血流を介して広がり、リンパ節転移は稀である。

問題4 

上皮細胞から発生するがんが全体の80%以上を占める。

問題5 

化生とは、組織中の細胞数の絶対的な増加である。ホルモンの過剰分泌による反応である場合が多く、子宮内膜や前立腺にしばしば認められる。悪性度の低い癌との識別が難しい場合もある。


過形成とは、~

問題6 

シップル症候群は多発性内分泌腫瘍ⅡA型として知られている。複数の内分泌臓器に良性あるいは悪性の腫瘍病変を生じる。最も頻度が高いのは甲状腺髄様癌である。

問題7 

白板症は、口唇、舌、口蓋、口内粘膜などに認められる白色のプラーク様の病変である。若齢者に多く見られる。


高齢の喫煙者に見られることが多い。

問題8

メラノーマは、表皮に限局している場合には上皮内癌と考えられている。

問題9 

放射線は正常細胞にもがん細胞にも障害を与える。

問題10 

TNM分類のNは遠隔転移の有無を表す。


TNM分類のMは遠隔転移の有無を表す。

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