第8章 臨床検査の基礎 正誤問題7

 以下の文章の正誤を判定してください。

問題1 

感度とは、疾患や症状のない人をその検査で正しく陰性と検出する割合を示している。


特異度とは、~。

問題2 

尿検体では、クレアチニン、糖、蛋白、ヘモグロビン、白血球エステラーゼの定量が行われる。

問題3

ニコチンは素早く吸収、分解され、半減期は16〜18時間である。


ニコチンは素早く吸収、分解され、半減期は1〜2時間である。

問題4 

肝臓の慢性炎症は線維化、肝硬変へと進展するリスクが高い。一方で、肝細胞癌へと進展することは稀である。


肝臓の慢性炎症は線維化、肝硬変、肝細胞癌へと進展するリスクが高い。

問題5 

アルコール摂取は、HDL高値、肝臓系酵素の上昇、尿素窒素低値によって間接的に測ることができる。

問題6 

低HDL血症は冠動脈疾患の危険因子である。

問題7 

ビリルビンは筋肉が運動するための重要なエネルギー源物質が代謝されたあとにできる老廃物です。


ビリルビンはヘモグロビンやチトクロームP450由来のヘム鉄の分解産物である。(誤分はクレアチニンの説明)

問題8

血算(CBC)には、赤血球、白血球(リンパ球、マクロファージ、顆粒球)、血小板が含まれるが、ヘマトクリット、ヘモグロビンは含まれない。


血算(CBC)には、ヘマトクリット、ヘモグロビンも含まれる。

問題9 

前立腺摘出術を行なった男性でも前立腺特異的抗原(PSA)は0にはならない。


前立腺摘出術を行なっている男性では、前立腺特異的抗原(PSA)は0である。

問題10 

尿酸は、核酸構成成分のひとつであるプリン体の代謝産物である。性差が大きく、男性は女性よりも高値である。尿酸高値は、痛風、高血圧、腎機能障害、サイアザイド利尿薬の使用などに関連している。

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