第9章 薬理学の基礎 正誤問題2

 以下の文章の正誤を判定してください。

問題1 

薬物動態学とは、薬が体内をどのように動いて標的組織に到達するかを研究する学問分野である。

問題2 

心筋梗塞の急性期治療には大きく分けて、
①薬物療法
②経皮的冠動脈インターベンション
③冠動脈バイパス手術
がある。

問題3

潰瘍性大腸炎は、盲腸から大腸へ進展する炎症病変が特徴である。


潰瘍性大腸炎は、直腸から大腸へ進展する炎症病変が特徴である。

問題4 

膵臓では消化酵素(アミラーゼ、リパーゼ、トリプシンなど)が産生されている。

問題5 

副腎ホルモンの過剰となる疾患にはアジソン病、欠乏となる疾患にはクッシング症候群、原発性アルドステロン症がある。


副腎ホルモンの過剰となる疾患にはクッシング症候群、原発性アルドステロン症、欠乏となる疾患にはアジソン病がある。

問題6 

抗利尿ホルモン(ADH)とオキシトシンは下垂体前葉ホルモンであり視床下部から分泌されている。


抗利尿ホルモン(ADH)とオキシトシンは下垂体後葉ホルモンであり視床下部から分泌されている。

問題7 

蠕虫は寄生虫であるが多細胞であり、単細胞で肉眼では見えない原虫とは、大きさと構造が異なっている。

問題8

荷重運動や必要な栄養素の摂取(骨の発達にはカルシウムとビタミンEが特に重要である)は骨粗鬆症のリスクを低下させる。


骨の発達にはカルシウムとビタミンDが特に重要である

問題9 

抗てんかん薬であるカルバマゼピンやバルプロ酸などは、双極性障害の躁うつ両病相において再発予防や症状緩和に効果が認められている。

問題10 

抗がん剤は作用の仕方や由来等により、「細胞障害性抗がん剤」と「ホルモン治療薬」に分類される。「細胞障害性抗がん剤」はさらに、代謝拮抗剤、アルキル化剤、抗がん性抗生物質、微小管阻害薬等に分類される。


抗がん剤は作用の仕方や由来等により、「細胞障害性抗がん剤」と「分子標的治療薬」に分類される。

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