第6章 脳神経、整形外科 正誤問題2

 以下の文章の正誤を判定してください。

問題1 

くも膜下出血とは、動脈瘤の破裂などにより、くも膜下腔に出血が起きたものである。

問題2 

脳出血のよく起きるところは大脳の内包と呼ばれる部位で、ここを通る神経線維は延髄で交差して左右入れ替わるから、左側の脳出血が起きると、右側の半身不随が起きる。

問題3

脳の血管が詰まって血流が途絶したものを脳塞栓という。脳血栓で詰まったものを脳血栓、それ以外のものが血液の中を流れてきて詰まったものを脳梗塞という。


脳梗塞と脳塞栓が逆

問題4 

破裂した脳動脈瘤の手術には、開頭手術(脳動脈瘤クリッピング術)と血管内手術(脳動脈瘤コイル塞栓術)がある。


未破裂脳動脈瘤の手術には、~。

問題5 

鞭打ち症は、交通事故の際、重い頭部の急激な前後運動のために、頚部の軟部組織が損傷されて起きるものである。

問題6 

脳ドックの普及で未破裂脳動脈瘤が発見されることが増えた。破裂リスクが高い未破裂脳動脈瘤は治療を推奨されるが、未破裂脳動脈瘤の手術は後遺症を生じることもあり、メリットとデメリットの比較が年齢や健康状態に応じて検討される。

問題7 

老人のくも膜下出血は初回発作で約70%死亡する。また、再発率が高い。


再発率は低い。

問題8

外傷性てんかんは全頭部外傷の10~20%にみられる。


外傷性てんかんは全頭部外傷の1%弱にみられる。

問題9 

旧来の抗リウマチ薬による治療から、2002年の診療ガイドラインで早期診断の後3ヶ月以内に抗リウマチ薬メトトレキサートによる治療を開始し関節破壊の抑制へ治療目標が変化してから、顕著に有効性が増した。

問題10 

痛風は、高尿酸血症、特有な急性関節炎の発作の繰り返し、尿酸の結晶が付着した痛風結節の形成、腎病変や尿酸結石などを主な症状とする。

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