第9章 薬理学の基礎 正誤問題8

 以下の文章の正誤を判定してください。

問題1 

陰イオン交換樹脂やスタチン系もニコチン酸と同様にLDLコレステロールを低下させる効果を持つがニコチン酸よりも副作用が多い。


ニコチン酸とスタチン系が逆

問題2 

ヘパリン、アスピリン、ウロキナーゼなどの薬は、血液凝固を助けるので、出血が止まらないときに服用する。


~の薬は、血液凝固を妨げるので、出血は重大な副作用である。

問題3

B型慢性肝炎の抗ウイルス剤治療には、インターフェロンと核酸アナログ製剤がある。

問題4 

2型糖尿病の経口治療薬であるαグルコシダーゼ阻害薬は、膵臓から出た一定量のインスリンが細胞により強く働くようにする。副作用として腸内ガスが増え、腹がはっておならが出る。


αグルコシダーゼ阻害薬は、小腸からのブドウ糖の吸収を遅らせる薬である。

問題5 

女性の不妊症治療薬であるゴナドレリンは視床下部性の性腺機能低下症の治療に用いられる。

問題6 

免疫抑制薬は臓器移植には不可欠であり、また、全身性エリテマトーデス(SLE)や関節リウマチ(RA)のような自己免疫疾患の治療にも使われている。

問題7 

ステロイド(グルココルチコイド)はがん、喘息、関節炎、コルチコステロイド欠乏症の治療に用いられているが、副腎からの生理的分泌量よりも低い用量が使用されている。


副腎からの生理的分泌量よりも高い用量が使用されている。

問題8

パーキンソン病は、進行性でド-パミンの上昇による疾患である。アルツハイマー病とともに名前はよく知られているが、パーキンソン病では症状を抑える治療薬の選択肢があり、生命予後もよい。


パーキンソン病は、進行性でド-パミンの減少による疾患である。

問題9 

喘息治療薬のうち長期管理薬は、喘息症状を軽減・消失させ肺機能を正常化し、その状態を維持させる薬で、吸入ステロイド薬、長期作用型の気管支拡張薬と抗アレルギー薬を用いる。気管支拡張薬にはβ2 刺激薬がまず用いられる。ステロイド薬と長時間作用型β 2 刺激薬を配合した吸入剤もよく用いられている。

問題10 

インターフェロン(IFN)は、ウイルス性肝炎の治療薬として知られているが、インターフェロンの作用には、直接がんに作用する場合と、免疫担当細胞を介した間接作用がある。インターフェロン-αの効果については、特に急性骨髄性白血病に対して有効だという結果が得られ、その治療薬として注目されている。


特に慢性骨髄性白血病に対して有効

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