第7章 感覚器 正誤問題5

 以下の文章の正誤を判定してください。

問題1 

緑内障は高眼圧がおこる機序により、原発緑内障、他の眼疾患や全身疾患等が原因となって生じる続発緑内障、先天緑内障の3病型に分類される。

問題2 

糖尿病網膜症は、その程度により病気の分類がなされる。血管症の初期病変であるものを前増殖網膜症、病変が進行し毛細血管が進行している状態を増殖網膜症、血管床の閉塞が拡大して網膜虚血が進行して 網膜硝子体に血管新生を発症したものを末期網膜症という。


重症度が低いものから順に単純網膜症、前増殖網膜症、増殖網膜症。

問題3

飛蚊症は網膜剥離の前兆であることが多い。


飛蚊症の多くは生理的範囲のものである。

問題4 

滲出性中耳炎は、急性中耳炎が完治した後に再発した状態である。


滲出性中耳炎は、急性中耳炎が完治せずに遷延化した状態である。

問題5 

慢性外耳道炎はアレルギーの関与・慢性的な刺激等が関係する。

問題6 

真珠種が進展するほど、難聴は重症になる。


真珠種の進展度と聴力は一致しないこともあり、難聴が軽度でも病変が軽度とはいえない。

問題7 

耳下腺腫瘍は、70〜80%は悪性である。特に、周囲組織と癒着傾向があり、圧痛、顔面神経麻痺、頚部リンパ節転移などがあれば悪性腫瘍の可能性が高い。


耳下腺腫瘍は、70〜80%が良好であるが、周囲組織と癒着傾向があり~があれば悪性腫瘍の可能性を考慮する。

問題8

メニエール病は、耳鳴・難聴を伴う発作性の回転性めまいを反復する内耳性めまい疾患である。

問題9 

血圧異常によるめまいは血圧が不安定で変動の大きい場合、主として椎骨脳底動脈系の循環不全の左右差と関連してめまいを発症する。

問題10 

聴神経腫瘍の聴覚症状としては、若年に次第に進行する一側性の感音難聴、耳鳴、耳閉塞感がある。


聴神経腫瘍の聴覚症状としては、中年以後に次第に進行する~。

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