損失限度方式

問題

団体保険における損失限度方式(ストップロス・プーリング)について説明しなさい。(平成9年度大問2(3))

)団体保険の経験料率方式における配当精算法では、「保険料十発生利息一事業費一保険金費用一剰余金に対する費用」による剰余金が、配当として還元される。この際の保険金費用の決定にはプール方式が使われ、損失限度方式はその一つである。
団体ごとにその規模、経験年数に応じて一定額を定め、団体の発生保険金が定めた一定額に達するまでは、保険金費用として、発生保険金十プーリング保険料とし、団体の発生保険金が定めた一定額を超えた場合の保険金費用は、定めた一定額十プ」一リング保険料となる。、
この時、発生保険金一定めた一定額がプール保険金として取り出されている、プーリング保険料は、剰余金(保険料)×一定率で決められる。
剰余金に対する費用は、
・異常危険に対する準備金
・保険会社のマージン
・配当の一部団体内部留保分
・危険賦課金
で構成される。
剰余金の計算値が負となった場合は、その団体の損として翌年度以降に持ち越し(キャリー・フォワード)される。

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