第9章 薬理学の基礎 正誤問題4

 以下の文章の正誤を判定してください。

問題1 

心臓の働きは心血管(CV)系の圧較差に負っているところがある。圧較差は、血管の直径と長さ、および血流の抵抗性から構成される。

問題2 

深部静脈血栓症で下肢への動脈血流が障害されると、間欠性跛行が認められる。間欠性跛行になると、ある距離を歩くと下肢痛のために歩行を続けることができなくなるが、しばらく休むと疼痛が消失して歩行可能になる症状が現れる。


閉塞性動脈硬化症で~。

問題3

止瀉薬は便秘に、緩下薬は下痢に用いられる。


緩下薬は便秘に、止瀉薬は下痢に用いられる。

問題4 

インスリン注射器には、ペン型注射器とディスポーザブル型注射器がある。

問題5 

副腎皮質で産生されるステロイドホルモンの一つである糖質コルチコイドは電解質と水バランスの維持(腎臓機能)に関与している。アルドステロンは副腎皮質で生成されている最も強力な糖質コルチコイドである


糖質コルチコイドではなく鉱質コルチコイドの誤り

問題6 

下垂体では8種類の重要なホルモンが産生されている。下垂体前葉は、視床下部によって制御されており、6種類のホルモンを産生している。残りの2種類は下垂体後葉ホルモンと呼ばれているが、視床下部で産生されている。

問題7 

初期の炎症反応では、ヒスタミンや他の痛みを生ずる物質が外傷部や暴露部位に放出される。炎症に対する主な薬物療法は、抗ヒスタミン薬、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、ステロイドである。

問題8

進行性の脳の変性症患であるアルツハイマー病には薬物療法が効果的で、アセチルコリンエステラーゼ阻害薬の経口剤や経皮吸収剤、NMDA受容体拮抗薬などが用いられている。


アルツハイマー病には有効な治療法がない。

問題9 

統合失調症の治療には、フェノチアジン系、ブチロフェノン系などの定型抗精神病薬、ベンズアミド系抗精神病薬、非定型抗精神病薬などが処方される。

問題10 

アルキル化剤は、弱い結合をDNAとの間につくり、DNAの遺伝情報を障害し、DNAそのものも損傷する。アルキル化剤が結合した場所でDNAはちぎれ、がん細胞は死滅する。


アルキル化剤は、強力で異常な結合をDNAとの間につくり、~。

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