問題
(1)生命保険商品の開発・改定を行うにあたり、事前に準備すべき項目を列挙せよ。
(2)(1)で列挙した項目が満たすべき事項を挙げ、簡単に説明せよ。(オリジナル)
(1)・保険給付を中心とした商品設計内容
・運営基準
・価格
・募集体制
・事務体制
・事後モニタリング体制
・基礎書類
(2)【消費者ニーズへの適合性】
会社経営戦略と整合しているか、十分な顧客の加入が期待できるか、十分な競争力を有しているか、販売計画は競合環境や自社の営業能力及びリスク許容度に照らし現実的なものになっているか、という観点で消費者ニーズとの適合性を検証する。自社の顧客基盤や販売経路などの強みを十分に生かし、一定の販売量を実現することで経営資源の効率活用に努めなければならない。
【商品事業のリスクと健全性・収益性】
将来起こりそうなシナリオを設定し、最終価格案に基づく、将来収支シュミレーションを行うことで、リスクと健全性・収益性を定量化して問題がないことを確認する。
【公平性】
多数の顧客に加入・継続してもらうため、多様な契約者に納得していただけるか、特定の契約者に不当に(不)利益が生じないか、という観点で契約者間の公平性を検証する。