第8章 臨床検査の基礎 正誤問題5

 以下の文章の正誤を判定してください。

問題1 

解糖とは、グルコースの分解機構によるもので、検体摂取後、血液中の細胞成分と液体成分が混在したままであると、白血球によるグルコースの分解が進行する。


赤血球によるグルコースの分解が進行する。

問題2 

腎臓は、血液を選択的に濾過し、必要な成分を保持しながら体内で過剰あるいは不要となった物資を尿として排泄している。

問題3

質量分析法とは、薬物に特異的に結合する抗体を用いて薬物の検出を行う方法である。


酵素免疫法とは、~。

問題4 

急性肝炎は、予後は劇症化することが多い。


急性肝炎は、予後は良好な場合が多いが劇症化することもある。

問題5 

ALT(GPT)とAST(GOT)は、ほとんどの肝疾患で、障害の程度に比例して上昇するが、例外のひとつとしてC型肝炎がある。

問題6 

LDL値は、LDL=総コレステロール-HDL/10-TGで計算する。


LDL=総コレステロール-HDL-TG/5

問題7 

アルブミンは、飢餓状態や進行した肝線維症、肝硬変で増加する。


アルブミンは、飢餓状態や進行した肝線維症、肝硬変で減少する。

問題8

病的要因のない単クローン性免疫グロブリン血症は、以前は良性と考えられていたが、骨髄腫に進行するリスクがあると考えられるようになってきている。

問題9 

血清中の前立腺特異的抗原(PSA)には、遊離型と結合型の2種類の形態があっるが、総PSA値はその平均値を示している。


PSAには、遊離型と結合型の2種類の形態があり、総PSA値はその総量を示している。

問題10 

肝炎は肝臓の炎症性疾患であり、初期症状として感冒様症状、黄疸、眼や皮膚の黄染が現れる。(黄疸とは体内のビリルビン濃度が上昇し皮膚などを黄色に染める現象をいう)

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